「お名前.com」でWordPressをインストールし、「SSL(https)」と「wwwあり」に設定変更する方法を解説します。
なお、これから説明する内容は「お名前.com」で設定する方法となります。
他のサーバーでは方法が異なる場合がありますので、ご注意ください。
「お名前.com」では、コントロールパネル上で簡単にWordPressをインストールすることができます。
インストール手順はこちらをご覧ください。
また、SSLも事前に設定を行っておいてください。
今回は無料SSLとしています。設定方法はこちらのページ中あたりです。
「お名前.com」の仕様ではWordPressをインストールすると下記の状態になります。
・「wp」というディレクトリにインストールされる。
・「wp」がない状態でwebサイトは表示される。
・インストール時に「www.〇〇〇.com」を選択しても、管理画面では「http://〇〇〇.com」と、「www」が無い状態になる。
・「wwwあり」でアクセスしても、「wwwなし」にリダイレクトされてしまう。
そこで、「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」を変更して「SSL(https)」と「wwwあり」にします。
操作方法は簡単で、「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」両方に対して、「https」と「www」をつけるだけになります。
下記のようになります。
◆WordPressアドレス:https://www.〇〇〇.com/wp
◆サイトアドレス:https://www.〇〇〇.com
「WordPressアドレス」を変更すると、エラーが起きるというのは知っている人も多いと思いますが、「お名前.com」では上記の手順で設定が出来ました。
設定できると、再度ログイン画面になりますので、ログインしてください。
設定完了後、幾つか確認した事も上げておきます。
・「wp」がない状態でwebサイトは表示される。
・「wwwなし」でアクセスしても、「wwwあり」にリダイレクトする。
・投稿などの記事作成でプレビューが問題なく表示される。
・パーマリンクの設定もできる。
ちなみに、「サイトアドレス」の方だけ「www」を付けてもエラーにはなりませんが、プレビューが機能しなくなるのと、パーマリンクを設定変更すると、「.htaccess を更新する必要があります。」というメッセージが出てしまいます。
また、「https」へのリダイレクトは設定されないので、手動で「.htaccess 」を設定する必要があります。
「https」への301リダイレクトは下記になります。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
以上となります。
「WordPressアドレス」を変更するため、エラーが怖くていじれない人もいると思いますが、今回は私が実際に検証して試しました。